解体工事とはその名の通り、建物を解体して取り壊す工事です。建物全体を解体する工事もあれば、建物の一部分や内装、周りの塀など部分的な解体も行います。解体される建物は老朽化による建て直しや改装・改修工事に伴う解体、事故防止、別目的での土地利用などの目的で解体されます。建物が解体された後はまた新しい建物を建設することが出来るため、解体工事は建設工事の第一歩とも言えます。

解体工事と聞くと、ショベルカーなどの重機で建物をどんどん壊していくというイメージが強いかもしれません。実際にショベルカーを使って取り壊す作業もありますが、解体工事は皆さんが思うよりも繊細な作業です。手作業で少しずつ壊していく工程もあれば、壊す手順を誤ると大きな事故に繋がることもございます。特に大きな建物になると難易度も上がるため、専門の知識と技術を持った業者でなければ解体工事を行うことは難しいのです。

建物の骨組みとなる主要な構造躯体を解体する工事です。木造・鉄骨造・コンクリート造など、躯体は建物の構造によって変わり、その難易度も変わります。特にマンションやビルといった大規模な建物に多く見られる鉄骨造やコンクリート造はその頑丈さに比例して解体難易度も高く、専門的な技術と知識が求められます。弊社ではこれまで培ってきた経験と技術を駆使して、鉄骨造・コンクリート造の建物解体を中心に行っています。

内装解体工事は躯体や構造部分のみを残し、内装部分だけを解体・撤去する工事です。主にテナントビルや店舗の中身を元の状態にまで戻して引き渡しを行います。内装解体工事の場合は設備も全て撤去するのか、間仕切りなどがある場合は撤去するのかなど、どこまで解体・撤去するかを事前に打ち合わせます。ご要望に合わせて解体し、綺麗な状態でお引渡しできるよう努めています。